一般社団法人ゴルフライフデザイン（代表理事：木下 裕介/小林 忠広）は、「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」の3日目に当たる6月8日（土）に、茨城県笠間市の宍戸ヒルズカントリークラブで開催された「かさまスポーツ＆フードフェス」に「ゴルフをつなげる30人」のブースを出展しました。
「かさまスポーツ&フードフェス 2024」とは？
「かさまスポーツ＆フードフェス 2024」は、「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」の3,4日目に当たる6月8日（土）、6月9日（日）の2日間、宍戸ヒルズカントリークラブ東コース1番ホールにて開催されました。
笠間市や茨城県のスポーツと食が大集合し、3人制バスケットやスケートボード、BMX、ボルダリング、野球、スナッグゴルフ、サッカーやブレイキンなどの様々なスポーツ体験や、フードを入場無料で楽しめるイベントになっています。夕方には音楽ライブ、夜は笠間の夜空を彩る大迫力の花火大会が日本を代表する花火師である野村花火工業（内閣総理大臣賞20回以上）によって実施され、小さいお子様から大人まで楽しめるイベントになっていました。
「ゴルフをつなげる30人」第1期のブースでの取り組みについて
ゴルフ業界だけに限らず、業界外で活躍している様々なステークホルダーを集め、対話を通じて業界の未来を考え、協働していくキッカケの場を創るために2024年1〜3月で開催してきた「ゴルフをつなげる30人」第1期生である森ビルゴルフリゾート株式会社の福澤太志さん、宍戸ヒルズカントリークラブの中園貴暁さんとの繋がりから、将来のゴルフトーナメントのあるべき姿、目指すべき方向性を考えていくためにブース出展させていただきました。
出展したブースでは、来場者向けのアンケートの実施と、スナックゴルフ体験の運営を実施しました。また、来場した子どものゴルフへの興味関心を知るべく、「ゴルフは好き/嫌い？したことある/ない？」の簡単なゴルフに関するアンケートを実施しました。
210人の子どもが回答してくれた結果が下記の通りですが、約65%の137人が「ゴルフをしたことある」と回答し、約78%の164人が「ゴルフが好き」とゴルフに前向きな回答結果となりました。一方、「ゴルフをしたことある」子どものうち「ゴルフが嫌い」と回答した子どもが約20%を占めているという結果も得られました。
来場者向けアンケートの実施結果について
「ゴルフをつなげる30人」のブースでも協力して実施した来場者向けアンケートの実施結果（回答数：696）は下記のようになりました。
来場者の属性について
一般的にゴルフトーナメントの観戦に来場するギャラリーの属性とは異なり、女性が約50.4%、30代以下が約50.7%と半数を超え、普段なかなかゴルフトーナメントに足を運ばない女性や若年層にゴルフ場を訪れていただけたという結果になりました。
また、来場者の大半となる約66.0%が茨城県内（約26.3%が笠間市内）から来場してくださり、宍戸ヒルズカントリークラブのある笠間市、茨城県にお住まいの地域の方々に多く来場いただけたという結果になりました。
さらに来場者の約4割が「かさまスポーツ＆フードフェス 2024」に足を運んでいただけただけでなく、ゴルフトーナメントの観戦もしていただけており、地域のお祭りをきっかけにゴルフトーナメントに誘引することができるということを示す結果となりました。
一緒に来場した方の属性について
一般的にゴルフトーナメントの観戦に来場するギャラリーは1人のケースが多い印象ですが、今回は約80.0%の方が家族や親戚と来場くださり、3人以上での来場が約70.5%を占めることとなりました。
まとめ
今回の「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」は、3日目は7,013人、4日目は8,041人のギャラリーに来場しました。
もちろんこの時期には珍しく好天に恵まれたこともありますが、「かさまスポーツ＆フードフェス」という地域のお祭りを同時に開催し、普段はゴルフ場やゴルフトーナメントに足を運ぶことの少ない女性や若年層にゴルフ場に来てもらう仕組みを作ったことがとても大きかったのではないかと感じました。
毎年8月に福岡県糸島市の芥屋ゴルフ倶楽部で行われる「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント」も来場客数が多いトーナメントとして有名ですが、HKT48をはじめとしたアーティストライブ、気球やヨガの体験イベント、ご当地グルメの販売会なども同時に開催し、”夏フェス”をイメージするような企画を実施しています。
このようなゴルフとは関係ない地域と連携した取り組みが、今後のゴルフトーナメントの発展に寄与していくのではないかという可能性を感じる素敵な4日間でした。
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