一般社団法人ゴルフライフデザイン(代表理事:木下 裕介/小林 忠広)は、2024年3月21日(木)に株式会社リクルートの東京都千代田区のオフィスで「ゴルフをつなげる30人」第1期の最終発表会を開催しました。
「ゴルフをつなげる30人」とは
「ゴルフをつなげる30人」は、ゴルフ業界だけに限らず、業界外で活躍している様々なステークホルダーを集め、対話を通じて業界の未来を考え、協働していくキッカケの場を創るためスタートしました。
第1期生として集まった30名が対話を通じてチームに分かれ、2024年1月から3月の3ヶ月間で、業種、業態、個々人の立場という垣根を越えて、皆でゴルフ業界の現状課題をディスカッションし、 将来の日本のゴルフマーケットのあるべき姿、目指すべき方向性について、その施策実装に向けて議論してきました。
昨年11月に開催したプレイベントの様子はこちら、Day1の様子はこちらをご覧ください。
最終発表会について
2024年3月21日(木)に株式会社リクルートで「ゴルフをつなげる30人」第1期の最終発表会を開催しました。
最終発表会は、プログラムの最終日ではありますが、各チームがプロジェクトのスタートとなるアクション宣言を行い、応援コメントやコミットメントを引き出し、実現に向けて弾みをつけていく位置付けで行いました。
今回は「新しいゴルフのリーダーズ」、「wkwk48(ワクワクフォーティーエイト)」、「GaaS(golf as a solution)」の3チームが発表を行いました。
各チームの発表後に、今回後援いただいた公益財団法人日本ゴルフ協会専務理事の山中博史氏、森ビルゴルフリゾート株式会社取締役の林祐樹氏、株式会社矢野経済研究所フェローの三石茂樹氏の3名からそれぞれ応援コメントをいただきました。
ここからは各チームの発表内容を簡単に紹介させていただければと思っております。
新しいゴルフのリーダーズ
最初に発表を行った「新しいゴルフのリーダーズ」は、ゴルフがもっと気軽にできる世界を目指し、新しいゴルフの価値を創造するために対話をしてきました。
そのために、価値観や考え方が異なる人たちでもゴルフを楽しめる環境が整うインクルーシブな“新しいゴルフ”を創出し、「ライト層を呼び込めるゴルフを作る」ためのアクションを宣言しました。
「ゴルフ未経験者を連れて来る人はだれ?」ということに着眼し、自分が行きたくなり皆を誘いたくなるイベントを用意することをアクションとして宣言しました。
その発表の中で、栃木県さくら市のセブンハンドレッドクラブでのイベント実施の決裁を小林忠広社長よりいただいていたのもとても印象的でした。
最後にチームのメッセージを述べて発表を締めくくりました。
wkwk48(ワクワクフォーティーエイト)
次に発表を行った「wkwk48」は、メンバーの山内鈴蘭さんが48グループに所属していたことから由来するチーム名になっていました。
ゴルフの敷居が高く、古くからの慣習で変わらないというイメージを変革し、ゴルフの裾野を広げる活動を5年間は続けることをチームのアクションとして宣言しました。
そのようなゴルフのイメージを変革するゴルファーコミュニティを作るために、短期では「初心者向けゴルフイベント」や「ゴルフ場の非日常利用」など、中期では「ゴルフカードゲーム」や「salonのような場作り」を実施しながら、仮説検証をしていきたいというチームの想いを述べていました。
GaaS(golf as a solution)
最後に発表を行った「GaaS」は、課題解決が大好きでゴルフの価値に関心を持ったメンバーが集まったことで、主語をゴルフにせず、世の中の課題解決へゴルフという手段・手法でアプローチすることをアクションとして宣言しました。
チーム名はそこから由来して「GaaS」と名付けられ、GOLFをしない/興味ない人々に「自分ゴト化」 してもらうを目指すチームです。
その中で「地域経済の弱体化 / 過疎化」という社会課題に着目し、地域課題を主題としたゴルフ&アイデアコンペ(ベンチャーピッチ)を実施していきたいという意思を表明していました。
また、最後に「社交性」を活かし、この30人がゴルフをつなげていく決意を述べて発表を締め括りました。
さいごに
このプログラムを通じて育まれた「ゴルフで繋がったフラットな同級生」の関係が続き、「ゴルフを良くするアイデアが生まれ続けていく」ことが願いであり、「ゴルフをつなげる30人」のメンバーが継続的に集まる場を創り、各チームのアクションに支援・伴走をしていきたいと思っています。
「ゴルフをつなげる30人」は第1期がスタートしましたが、今後も何期も継続していくことで同窓生が増えていく場作りを続けていければと思っています。
コメント